・マンションの共用エントランスの、デザイン+バリアフリー改修


・2棟で255戸(131戸+124戸)という大規模なマンションであるため、築24年を経て、

 高齢者から子育て世代まで多様な居住者に対応し、かつ新規入居者に対して、

 デザイン的にアピールし、新たな付加価値を生み出すことを要望された。


・既存のタイル壁面から浮かせた形で新たな白い壁面をつくり、あちこちにばらばらと

 配置されていた掲示板を片側の壁面に集約し、ニッチのような形で準備した。 


・ゆったりととったスロープ側の壁面には、照明を兼ねた彫り込みの手摺と共に、

 アーティストの山﨑香文子氏による木彫の壁画が埋め込まれた。


・照明はメンテナンスと省電力に配慮し、LEDで統一。既存梁型等を隠しつつ、全て間接照明として柔らかな灯りとした。


・レンガタイルの床面・不燃木の天井面は落ち着いた色目として、白い壁面を引き立てた

・クラシックなエントランス外観を活かし、山﨑氏の生活の様々なシーンを彫り込んだ壁画と共に、シックでありながら暖かみもある小美術館のような雰囲気を作り出している。

 




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Lプロジェクト

所在地:埼玉県さいたま市

主要用途:共同住宅

 (共用エントランスの改修)


規模:RC9階建

  1階エントランス及び外構


設計:サイクル・アーキテクツ

   オフィス・ニャロメ

照明計画:,,,and LIGHT


壁面アート:山﨑香文子

   

施工:岩崎工業株式会社